気づけばアラサー。もうすぐ30歳という人生の中で大きなターニングポイントに到達してしまう私。「20歳過ぎたら衰えを感じるよ」と先輩から言われ、私はまだ大丈夫と言い聞かせてすでに10年近くたとうとしています。
周りからいつも「あなたの髪はストレートでつやがあってきれいだね」と言われ続けていました。
私の学生時代、ストレートパーマが流行っており、だれもが黒髪ロングでつやさら髪にしていました。後ろからみたらみんな同じ。
それがよかったんです、あの頃は。
しかし、年齢を重ねるにつれ、カラーリングやデジタルパーマを繰り返したせいか、髪につやはなくなり、切毛と枝毛とぱさつき感満載の髪に。
学生時代のつやさら髪はどこへ・・・。
どうすれば少しでもおしゃれに見せられるか。テレビを見ていてかっこいいと思ったのが、ドラマ「ドクターX」の主演、米倉涼子さんでした。
年齢を重ねても若々しくてかっこいい姿。私もあんな大人な女性になりたい。そんな憧れから、大切にしていた長い髪をばっさり切り、
ワンレングスでかきあげ前髪にし、内巻きボブスタイルに変えてみました。切ってしまえば、米倉涼子さんヘアになれる。そう思っていました。
しかし、次から次へと悩みはつきないものでした。
切った当初はイメージどおりの内巻きボブスタイルなのですが、日がたつにつれ、朝起きると髪の毛がある一方向にうねっている・・・。
水でぬらしたり、オイルをつけてみたり、ヘアアイロンで内巻きに修正しようとするのですが、どうしても片方だけ外巻きになるのです。
美容師さんに相談してみたところ、髪の癖や生え方のせいだろうとのこと。
どんなヘアスタイルであっても、キープするためには絶え間ない努力が必要なのだと痛感したのでした。